KTB・荷重分散型永久アンカー工法は、複数の耐荷体を設け荷重を分散させる画期的な構造を、世界で初めて実現した永久アンカーです。荷重の局部集中が避けられ、グラウトにひび割れを生じません。長期にわたる耐食性、耐久性および構造安定性に優れています。
●設計アンカーカを数個の耐荷体を介して地盤に確実に分散伝達。
●テンドンに全塗装PC鋼より線を使用し完全防錆。全体にわたり四重防食を実現。
●設計アンカーカに合わせ、ストランドの本数を設定。
●地層条件の変化に即して現地でアンカー長の変更可能。
永久アンカーUターンテンドンの種類
注)1対当たりの荷重を基準にして、2対は2倍、3対は3倍、4対は4倍、5対は5倍にした。
※許容荷重は、引張荷重、降伏荷重を基準にして、各々の安全係数を掛けて、小数点以下を四捨五入した。
※地震時は0.9×Tys又は0.8×Tusの小さい方で決定する。
Uターンテンドンの常時の許容引張力と削孔径
注)( )内数字は、常時の許容引張力:Tas(kN)を示す。太線は、標準仕様を示す。