本工法は、施工された山留アンカーを使用後、PC鋼より線を引抜くために開発された、世界初の荷重分散型の除去アンカーです。設計アンカー力により耐荷体を増減し、PC鋼より線を各耐荷体の先端部でUターンさせ、各耐荷体に平均的な力が加わるように緊張、定着します。
●設計アンカー力を数個の耐荷体を介して地盤に確実に分散伝達。
●地中障害物となるPC鋼より線を完全除去。
●一般アンカーと同様の容易な施工性。
●アンカー除去工もスムーズ。
テンドンの種類と許容荷重
使用鋼材:7本より12.7mm(SWPR7B)JIS G3536に適合するもの
本工法は、裸PC鋼より線(PCストランド)を、KTB定着工法で緊張定着することにより、仮設山留めなどの、短期使用のアンカー工事に使用される工法です。使用PCストランドは地中に残置されます。
●設計アンカー力を数個の耐荷体を介して地盤に確実に分散伝達。
●地中障害物となるPC鋼より線を完全除去。
●一般アンカーと同様の容易な施工性。
●アンカー除去工もスムーズ。
テンドンの種類と許容荷重
設計荷重は、「建築地盤アンカー設計施工指針・同解説」参考にした。
設計荷重および最大試験荷重について1対当りの荷重を基準とし、2対は2倍、3対は3倍、4対は4倍、5対は5倍とした。
使用鋼材:7本より12.7mm(SWPR7B)JIS G3536に適合するもの
※12本タイプ(K5-12)を使用する場合は堅固な地盤のみとする。