武蔵大学8号館
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概要
武蔵大学8号館は、PC圧着関節工法で施工されております。
個性豊かでバラエティに富んだデザインに柔軟に対応できるPC圧着関節工法は、同時にラーメン構造による空間仕切りの自由度の高さを生かし、ピロティなどオープンスペースもとりやすく、教室レイアウトの自由度も備えています。
また、学校は災害時の避難所に指定されることが多く、耐震性に優れた本工法の特徴が存分に発揮されています。
設計 | 内田祥哉+集工舎建築都市デザイン研究所 | 施工 | 清水建設株式会社 |
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用途 | 大学 |
建築面積 | 1,823.1m2 |
延床面積 | 10,222.5m2 |
階数 | 地下1階、地上8階 |
高さ | 最高高さ 41.2m 軒の高さ 32.8m |
特徴
デザイン性が高く、将来の教室割の変更も可能な構造形式になっています。 PC圧着工法の特長である梁成を小さくすることで有効階高3.0mを確保しています。
【大ホール】
最上階の大ホール、22.5m×27.0mの大空間が、PC圧着工法で構成されています。PCの素地仕上げであり、且つ構造的にも大変に美しい空間です。
【設備(空調)】
設備(空調)のダクトをPC部材の懐に配置することで、構造と意匠、設備の調和を図っています。
【階段】
PC圧着工法の階段です。縦打ちされて、両面が仕上げ面の階段です。
【構造】
建物の各所に構造的にも意匠的にも、プレキャストの特性が十分に活かされた建物です。