下関唐戸市場
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概要
下関唐戸市場は、PC圧着関節工法とSCストランドを用いたステイケーブル・張弦ケーブルを組み合わせた吊り構造の混合構造となっています。市場棟は、PC大型スラブと張弦ケーブルを用いて、競り場として使用する大空間を確保しています。
また、屋上は芝を敷設した広場となっており、ポストから4本のステイケーブルを配置して荷重を支えています。駐車場棟は柱本数を減らして機能性を高めるために、PC圧着関節工法が採用され、駐車スペースの拡大を図っています。
設計 | 池原義郎建築設計事務所 |
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構造 | 斎藤公男+構造空間設計室(KKS) |
施工 | 戸田建設・永山建設・野口工務店共同企業体(市場棟)、日産建設・友田組・長野工務店共同企業体(駐車場棟)、戸田・永山・野口建設工事共同企業体 |
所在 | 下関市唐戸町5-50 |
基礎構造 | RC |
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地上構造 | PC+鉄骨 |
屋根構造 | PC+ステイケーブル+張弦梁 |
基礎構造 | RC |
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地上構造 | PC+鉄骨 |
ケーブル仕様
- 【ステイケーブル】31-φ15.2(SCストランド)
- 【張弦ケーブル】19-φ15.2(SCストランド)
市場棟内部天井(PC大型スラブ)
屋上
施工写真
ステイケーブルの組み立て
ジャッキセット
ステイケーブル緊張作業
ステイケーブル緊張作業完了